2020/05/01

Magic Keyboard のレビューに感じた違和感

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#stayhome が続いていて退屈なのはしょうがないんだけど、5月に出荷って発表されてた Magic Keyboard が4月に突然出荷開始されたのは気分的にうれしい話題だった。

ただちょっと仕事でバタバタしてたのもあって、発売開始されたの知ったのが数日後で、その時点ではもう Apple のオンラインストアでは出荷まで4週間とかになってて・・・まあ自分は Amazon で予約してたから「いつくるかなー?早く来ないかなー?」って思っていたら、ありがたいことに GW 前に届いた。

今更レビューを書く気にはならないし、レビュー動画なら YouTube とかでいくらでも出てるし、レビュー記事もそこら辺にいっぱい転がっている。そういうのを見たり読んだりしていてなんとなく感じた違和感の方を書いておく。

Mac はもう "Computer for the rest of us" じゃない

Computer for the rest of us 云々については別の記事でも書いてたんだけど、そもそも Mac がすでに "Computer for the rest of us" じゃないってことに言及している記事とか動画って全然なくって。

これが感じた違和感の出発点かなーと思う。

例えばわかりやすいところでいうなら「Mac の代わりになるか」とか「Mac ではできる○○はまだ iPad ではできない」みたいな論調。比較対象として Mac を持ち出すのはもうナンセンスなんじゃないかなーと感じさせられた。

ただしそもそもが Mac の代替ではなくて、Mac と iPhone の間を埋めるカテゴリとして定義された iPad を Mac と比較する論調はどうなのかなーってのも個人的にはある。この小見出しに「追いついた」って表現を使うのも一瞬躊躇ったくらいに。

自分自身、別の記事でこういうことを書いちゃう ことに対しての自戒も込めて。

なのでこの辺で定義をある程度はっきりさせておいた方がいいのかな。

Mac は1984年の "Computer for the rest of us" だったわけだけど、2020年現在となっては iPad が "Computer for the rest of us" であるっていうこと、そしてそれが意味するところとは iPad でできること=大衆のコンピューティングであるってことを。

誤解を恐れずにはっきり書こう。

コードを書いたりベジェ曲線を扱ったりなんて大衆はしない、ということを。

大衆がコンピュータ= iPad に求めること

例えば普段使うラップトップ PC で「3Dゲームがバリバリできるわけがないこと」はある意味当然のこと。だからゲーミング PC ってものがあるわけだ。

これが意味するところは「3D のリアルなゲーム」っていうのはある種の「特殊なニーズ」であって、先にちょっと書いた「コードを書く」だったり「ベジェ曲線を扱う」なんてのも同じように「特殊なニーズ」って定義することもできる。

安い Windows PC や Mac、iPad でも昔から簡単な動画編集なんかはできるけど、それこそ動画編集のプロフェッショナルでもあろう YouTube 投稿者は「動画編集」のために高性能な PC を買う人だっているし。それも「特殊なニーズ」なわけだ。まあ各種プロフェッショナルなんてそれぞれが「特殊」なものだし。

Magic Keyboard を使うか使わないかはユーザー次第

タッチパネルネイティブ世代にとって(スマートフォン以外で)必要なコンピュータの最低限はおそらくタブレット。文字入力はソフトウェアキーボードでできるし、ポインティングデバイスを使う代わりに画面をタッチすればいい。そういう意味ではタブレットっていうのは現代で考えられる最小構成のパッケージングでもある。

なぜもともとラップトップ PC にキーボードとトラックパッド(昔はトラックボール)がパッケージングされた状態で売られていたかってのは考えれば結構単純で、画面をタッチするって操作ができなかったから。タッチでそれらを代替できるなら、最小限の構成にするならそれらのデバイスはいらない。

文字入力はソフトウェアキーボードで十分と思う人も多いだろうから、Magic Keyboard があくまでもアクセサリ扱いであることには納得いく。ポインティングデバイスなんて不要って人も多いだろうから、マウスとか各種ポインティングデバイスをサポートはしつつも、それらがアクセサリ扱いで必要と思う人は別に買うべきってことも同じように納得できる。

YouTube のレビュー見過ぎた

この記事で書いた「違和感」はレビューをチラ見してた時からあったんだけど、その正体を突き止めるために YouTube にあるレビューとか、ブログとかで上がってるような見過ぎた。

まあレビューって物欲を刺激してくれるし、自分の持っている製品のレビューの評価が高かったらうれしくなったりもするのが人間なんだと思うけど・・・ちょっと疲れた。

今回は以上。

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Biography
自己紹介。略歴程度。

1984年4月17日、新潟県新潟市(現中央区)出身、東京都在住。現職は 株式会社取締役、クリエイティブディレクター。本名は漢字で佐藤信之(大好きだったじーちゃんからもらった大切な名前)だけど、普段は堅苦しいからサトウノブユキってカタカナ表記を使ってる。気まぐれで Anonyz を作ったりしてる人。トレードマークになってるピンクや赤の髪の毛はサトウって苗字がありふれ過ぎているかが故に識別子として、が最初の理由。

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